『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』(著:ROLAND)読後感想
当ブログの管理人のnadesukiです(^▽^)/
『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』(著:ROLAND)という本を読み終わったので、感想を書いていきたいと思います。
ROLANDとは???
もともと新宿歌舞伎町でホストとして働いていた方で、「ホスト界の帝王」とも呼ばれていたそうです!今は実業家、タレントとしてテレビなど各メディアでも広く顔を見るようになりました。
もともとはサッカー選手になるのが夢で、中学生のころはJリーグの下部組織のチームに所属。推薦でサッカー名門校である帝京高校に入学するも、試合に破れ、サッカー選手になるという夢は断念。
大学進学するも「ここは自分の居場所ではない」と思い初日で退学。子供のころにテレビで見たホストの姿を思い出し、ホストになるため新宿歌舞伎町へ働きに出ました。
長い下積み時代を経て、名実ともにホストのトップにまでたどり着きました。その独特な名言が話題になり、今回紹介する本の中でもご自身の名言解説をしています(^^♪
「世の中には二種類の男しかいない。俺か、俺以外か。」
この言葉を聞いたことある方もいるのでは???
ちなみにROLANDさんは、nadesukiと同い年です(^▽^)/
とても同じ年を経てきたとは思えないほど成功されています。羨ましい。。。
自分の哲学を持って生きることの大切さ
nadesukiはROLANDさんのことはテレビを見て知りました。
この方を始めてみた際に、「頭の回転の速い人だろうな」というのはすぐにわかりました。そして、本書を読んでやはり確信しました。とにもかくにもユーモアのセンスが抜群です。
本書でご自身の言葉を「芸術作品」と称されるくらい、言葉というものをとても大切にされています。
といってもいいくらい、インパクトのある名言が数多く存在します。
この本の中に出てくる名言はただ良いことを言っているだけではありません。ご自身の経験、思想、哲学に基づいた内容をユーモラスに語られています。中には思わず吹き出してしまうものもありました( *´艸`)
ROLANDさんはスポーツマンだったことも影響してでしょうか、とにかくとてもストイックかつ几帳面です。仕事道具である靴は入念に磨き、自慢のブロンドヘアの手入れは欠かさず、筋トレでスタイル維持し、妥協というものを許しません。
それもこれも、大好きなROLAND(自分自身)を好きでい続けるためにやっているそうです。彼はどこかの雑誌でのインタビューで言っていました。
「自分のことを好きでいようと思ったとき、何の努力もせず、ただ寝て起きて、なんとなく生きていて、自分のこと好きになれるわけがない」
耳が痛い(´;ω;`)そして、同世代でこれほどまでに自分の哲学を持って生きている方は見たことがありません。
日本人には特に顕著かもしれませんが、大多数の意見が正しい意見なんだと考えてしまいがちです。「それをして成功なんかできない」「お前には無理だ」と周囲に言われて自分のやりたいことを断念するという経験をした人もいるのではないでしょうか?
ところがROLANDさんはそう考えません。
100人がROLANDさんの意見に反対しても、彼はその100人の方が間違っていると考えます。そして100人の考えが間違っていたということを証明できるよう努力していける人です。
ホストになりたいと言った際、彼もやはり周囲の反対にあったそうです。ですが、上記のように考え、努力を惜しまなかった結果、その当時反対した人達が想像もできないほどの成功を収めました。
彼が周りの意見のほうが正しいと思い、何の目標もなく大学に進み、就職していてたとしたら、この成功はなかったわけです。
彼の意見は大仰に見えるかもしれませんが、かなり論理的です。固定観念的なものの見方を排除し、自分がどう思うかを一番大切にしています。
自分に嘘をつかなかった結果、唯一無二の存在として生きることができたのでしょう(`・ω・´)
全力で努力することの意義
サッカー選手になるという夢をかなえられず挫折した話は先ほど書いた通りです。彼が書くには、「365日中370日、考えられうるすべての努力をしてきた」そうです。
しかし、結果は試合に敗れて引退。
ただ、ROLANDさんはその後スパッと自分の気持ちを切り替え、ホストを目指すという新たな目標に向かって頑張ることができました。
彼は、テレビ番組でこのようなことを言っていました。
一生懸命やらなければ、何が問題だったのかもわからない。
全力でやることの意味は、幽霊が成仏するように、自分の未練を断ち切れることにあるのだと。
nadesukiはビビりなので、全力で頑張ってダメだったら、メンタル折れて立ち直れなくなると考えがちです(;^ω^)
でも、逆なんですね。
中途半端に頑張った結果「まだ本気出してないだけだ」と、いつまでもかなわぬ夢に縛られて生きていくくらいなら、全身全霊で頑張って潔く散るほうが、自分のことを守るうえでも良いのだと。そう言ってくれているような気がします。
まとめ
ROLANDさんの名言を聞いていると、不思議と根拠のない自身のようなものが生まれてきます。でも、この根拠のない自身というものは人生においてかなり重要なものです。
そして自身を持って行動できるかどうかは、「ちょっと素敵な勘違い」ができるかどうかで決まってくるそうです。
この「ちょっと素敵な勘違い」って言葉好きです( *´艸`)
自分に自信がなくなってしまったとき。
頑張りたいけど、モチベーションが上がらないとき。
周囲の目が気になるとき。
この本を読んでみると、自然と自分もROLANDみたいに生きてみたい!と思えるようになるかもしれません(*ノωノ)