初めてはじめる資産運用blog

ゲーム大好き20代が資産運用に挑戦します!日常的なことから、資産運用に関して得た情報など、幅広く発信していけたらと思います(*´▽`*)読書も好きなので、読書感想も書いています!

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『女性が「不動産」を買うときに読む本』(著:杉山智子)読後感想

ひと月の時の流れが速すぎて置いてけぼりをくらいつつあるnadesukiです(;^ω^)

 

本日は、『女性が「不動産」を買うときに読む本』(著:杉山智子)という本を読み終わったので、その感想を書いていきたいと思います!

 

 

どんな内容?

主に独身女性をターゲットとして、マイホーム購入をおススメする内容となっています。

 

この本の中でメインに扱っているのは、賃貸用不動産ではなくマイホームだというのがポイントです。

 

一般的に女性は男性に比べて給料が少なかったり、ライフイベントによって働き方が不安定になりがちです。

 

独身に限らず、現代はおよそ1/3の夫婦が離婚する時代です。結婚していたとしても、いつか独り身に戻ってしまう可能性は誰にでもあります。

 

そんな中、今から資産を得られれば、老後2,000万円など怖くなくなります。

 

その資産を得るための方法というのが、住宅ローンという低金利でお金を借り、将来のためにマイホームを買うということです。

 

この本の面白いところは

・賃貸用不動産ではなく、マイホームを買うこと

・独身のときに物件を購入することをおススメしているところ

なのかなと思います。

 

不動産関係の本を読むと、大まかに「住宅ローンに関する本(ファミリー向けの本)」もしくは「不動産投資(賃貸用不動産)に関する本」の二択になることがほとんどです。

 

こちらの本は、その二つを組み合わせたような内容になっています。 

 

「将来結婚した際にはマイホームを買うことになるけど、独身時代のマイホームはどうすればいいの???」

 

そう不安になる方もいらっしゃるかと思いますが大丈夫です。

 

銀行へ相談すれば、独身時代のマイホームを賃貸に出すこともできますし、売却という手段をとることもできるでしょう。

 

独身時代にマイホームを買う際に注意しなければならないのが、立地です。できる限り不動産の価値が上がりそうなところを選んで購入することが大切です。

 

立地が良ければ、賃貸に出すにも売りに出すにも有利になります。逆に立地が悪いと売却価格が購入価格を下回ってしまったり、低い家賃しか取れなくなり苦労してしまいます。

 

そのため、物件を購入する際はあらかじめきちんとエリアの相場をリサーチすることが重要です。

 

著者の杉山さんは元不動産会社勤務の方なので、不動産の購入や売却にかかわる基礎的な内容をこの本の中で紹介されています。

 

 nadesukiが初めて知る内容のことも書かれていたため、勉強になりました(*´ω`*)

 

感想

専門的な内容は最小限に抑え、わかりやい文章で書かれていたのが好印象でした。あと、個人的にですが表紙がおしゃれで素敵だったので読んでみたところはあります!

 

先ほども書いたとおり、初めて知る内容もいくつか書かれていました。

大まかには下記2点になります。

 

①マンションの駐車場代無料は注意

②借地権の物件でも住宅ローンが組める場合がある

 

①について

駐車場代は管理組合の収入として、駐車場の更新や大規模修繕工事に使われます。

 

そのため、駐車場代がゼロということは、管理組合にたまる修繕積立金もその分なくなってしまうということになります。

 

修繕積立金が貯まらなければ、物件がボロボロになっても修繕することができません。

 

nadesukiは駐車場無料の物件のほうが入居者が喜んでくれるだろうと思っていましたが、考えを改めなくてはいけないなと思いました(;'∀')

 

②について

借地権という単語をご存じでしょうか?

一般的に売買されている物件の多くは「所有権」として売りに出されているものが多いです。

 

「所有権」というのは、土地を所有する権利のことです。

もし所有権の物件を購入した場合、その物件の土地は自分のモノになります。

 

それに対して「借地権」とは、土地の持ち主が自分ではなく地主というパターンになります。

 

土地は他人のモノのため、建て替えやリフォーム時には地主の許可が必要であったり、地代を地主に払わなければいけません。

 

借地権いいとこなしなのでは(;^ω^)??? 

 

そんなことはありません!借地権にもメリットはあります。

 

所有権の場合、固定資産税・都市計画税という税金が毎年かかります。

 

しかし、借地権の場合、土地は地主のモノなので、固定資産税・都市計画税の支払い義務は地主が負うことになります(建物の固定資産税・都市計画税は自分持ちです)。

 

そのほかにも、所有権の物件より借地権の物件のほうが安く買える可能性が高いです。

 

以上、ざっくりとした借地権の説明になります。

 

nadesukiはこの本を読むまでは「借地権だと銀行からの土地評価額はゼロになるため、ローンは使えない」と勘違いしていました。

 

この本の中では、住宅ローンを使って借地権の物件を購入した例が載っています。

 

とはいえ、金融機関によっては借地権はローン対象外のところもあります。

 

その他にも、借地期間しかローン年数が組めない等制約も多いのは間違いないので、借地権の物件を購入する際にはきちんと銀行に相談することが大事なのだと学べました。

 

ちなみに、借地の名義が法人で、土地に抵当権が設定されている(登記簿謄本でその土地の持ち主が金融機関から借り入れしたことが明示されている)と住宅ローンは使えないそうです。

 

借金一つするにも奥が深すぎる不動産の世界……(;^ω^)

 

まとめ

もし自分が独身のときにこの本に出合っていたら、独身ながらマイホームを購入することを検討しただろうなと感じました(`・ω・´)

 

以前、物件内覧した際に担当してくれた不動産営業マン(独身男性27歳)も、自分のマイホームをすでに購入していると言っていました。

 

若くても、独身でも、マイホームを持っている人はいるのだなぁと驚きました( ゚Д゚)

 

こちらの本は、不動産に関する基礎的な情報が載っているので、独身女性に限らず読んで見るとよいのではないかと思います!

 

コーヒー片手に自分に合った資産運用について考えたいときにおススメの一冊です( *´艸`)