【文章を書くのに困っている方へ①】うまい文章を書くための事前準備8点
こんばんは!nadesuki(nadesuki1)です(/・ω・)/
ブログを書くとき、文章の作成方法に悩んだことはありませんか?
nadesukiも、「どういう文章を書けばわかりやすく読者の方へ伝わるのか?」と日々悩んでしまいます。
ブログやSNSなどの文章をわかりやすく書ける方法を、『何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術』(著:山口拓朗)を参考に書いていきたいと思います。
そもそもうまい文章ってなんなの?
この本の中では、うまい文章とは、目的を達成できる文章のことを指しています。
例えば今回の記事の目的は、読者の方にうまい文章のつくり方を知っていただき、自分の文章作成に活かしてもらうことです。
文章とは、書く人のためではなく、読む人のためにあるものです。
書き手の書きたい事ではなく、読み手にとって有益だったり、面白いと思ってもらえることを書いていくことが最終的なゴールになります。
文章を書く前の事前準備8点
うまい文章を作るためには、文章を書きだす前に決めておかなければならないことがあります。
それが下記8点のポイントで、特に①~③が重要です。
それでは、1つずつ見ていきましょう(/・ω・)/
①読者ターゲットを明確にする
まず初めに、自分の書く文章の読者を想定しなければなりません。
誰のために書くのかが最も重要なポイントです。
読者のターゲットを絞り込み、「これは自分のために書かれた文章だ!」と思われることができれば合格です。
そのため、ターゲットの絞り込みはできるだけ細かく設定したほうが良いです。
例えば体重に悩んでいる人向けに記事を書くとします。
この場合、「ダイエットをしたいと悩んでいる人」というのでは、範囲が広すぎます。
その人が、どのような体系になりたいかによって、書くべき内容が変わってくるからです。
ただ単に体重が減らせればいいのか、筋肉があり健康的な肉体を手に入れたいのか、年齢や性別によっても理想は異なります。
「ポッコリおなかが気になる40代のサラリーマンで、割れた腹筋を手に入れたい人」くらいまでターゲットの絞り込みが必要です。
ここまで絞り込んでいけば、ターゲットとなる読者が読んだ際に共感が生まれ、次第にファン化につながっていきます。
②読者ターゲットのニーズを把握する
ニーズとは、必要としているもののことです。
読者のニーズを把握する方法は4つあります。
①読者ターゲットと雑談する
②読者にアンケートをとる
③読者ターゲットのライフスタイルをリサーチする
④ターゲットと同じ行動をとる
読者のニーズを把握していなければ、読者に貢献する文章を書くことは困難です。
事前にターゲットの求めているものを探し出すことで、読者の悩みを解決する文章作りに役立ちます。
③文章の目的を明確にする
たとえば会社で、あるイベントを立ち上げるとします。
そのイベントの集客のために文章を書く場合、文章の目的は何でしょうか?
それは単にイベントの概要を伝えるだけでは不十分で、イベントへ参加したいと読者に思わせることです。
このように目的にも深さがあるため、より深い目的を意識して文章を書いていくことが重要となります。
④読者の反応を「決める」
読者の反応を「予測する」のまちがいでは?と思われた方もいるかもしれません。
決めるというのは、より具体的なゴールを設定し、そこに相手を導くことです。
反応を具体的に決めることにより、目的の達成率を引き上げることができます。
なぜなら、人間の脳は目的を達成するための自動操縦システムが備わっているため、「どのようにしたらその目的を達成できるだろうか」と考えやすくなるからです。
おわび状を書く際、下記の内どちらのほうがより目的を達成できる文章を書くことができるでしょうか?
①「うまくいったら許してくれないかな」くらいの気持ちで書く
②「誠意が伝わる文章だ。今回のことは水に流そう」という反応をイメージして書く
②のほうがより目的に沿った文章を書けそうですよね(^▽^)?
すべての人に有効に作用するわけではありませんが、反応を決めることで理想的な反応を示してもらえる確率は上がるでしょう。
⑤メッセージをひとつにしぼる
あまりにも多くのメッセージをつめこむと、読者の人が混乱してしまいます。
レシピを公開するブログに、
・チャーハンのつくり方
・肉じゃがのつくり方
・シフォンケーキのつくり方
がすべて1記事に詰まっていたら、読者によくわからないと思われて終わってしまいます。
そうならないためにも、メッセージは一つに絞ることが大切です。
⑥文章の切り口を工夫する
切り口とは、視点と言い換えてもいいかもしれません。
誰でも書けるような平凡な切り口で文章を書いたとしたら、それはあなたが書く必要はありません。
自分らしさやオリジナリティがあることによって、同じ情報でも面白く伝えることができます。
⑦文章のレベルを決める
たとえば初心者向けに書いた文章の中に、専門用語をバシバシと使ってしまったら、読者には伝わりません。
読者がどのレベルの知識を持った人なのかを考え、そのレベルにあった文章を書いていくことが必要です。
⑧文章のテイストを決める
同じ文章でも、文芸誌に書かれるような重めのテイストで書くのか、SNSに載せるような軽めのテイストで書くのかによって、読者の反応も変わってきます。
どちらが良い悪いというのはなく、読者や文章の目的、掲載する媒体によってテイストを選ぶ必要があります。
まとめ
以上、文章を書くための事前準備8点でした!
こうしてみると、文章を書くという作業の前には様々な準備が必要なんだなということがわかりますね(`・ω・´)
あなたの読む人に貢献できる文章の作成に役立てていただけたら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました(^▽^)/