【読書録】11月に読んだ本まとめ~おすすめ順で公開します!
こんにちは!nadesuki(nadesuki1)です(`・ω・´)
今月も恒例の、「先月読んだ本をさらしていく」記事です!
独断と偏見で5段階評価の★をつけさせていただきましたので、オススメ度の参考にしていただければと思います!
★の参考
★★★★★・・・買っても良いレベル
★★★★☆・・・2回目も読んでみたい
★★★☆☆・・・普通に面白い
★★☆☆☆・・・1回読んで満足
★☆☆☆☆・・・読まなくても良かったかも
- 大富豪アニキの教え(丸尾孝俊/著)★★★★★
- 東京藝大美術学部 究極の思考 (増村岳史/著)★★★★★
- ハーバード、イェール、プリンストン大学に合格した娘は、どう育てられたか (薄井シンシア/著)★★★★★
- 敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント(イルセ・サン/著)★★★★☆
- 超ライティング大全(東香名子/著)★★★★☆
- お金は寝かせて増やしなさい (水瀬ケンイチ/著)★★★★☆
- 1万円からはじめる勝ち組銘柄投資 (和島英樹/著)★★★★☆
- お金の減らし方(森博嗣/著)★★★☆☆
- やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学(ハイディ・グラント・ハルバーソン/著)★★★☆☆
- まとめ
大富豪アニキの教え(丸尾孝俊/著)★★★★★
行動するための勇気をくれる一冊。
「このままの自分で、一生を終えたくない」
そう考えた主人公が、バリ島に住むウルトラ大富豪(アニキ)に会いに行き、お金、人生、子育てなど、人生に不可欠なテーマについて教えを受ける物語です。
こちらの本はリベラルアーツ大学のYouTube動画で紹介されていたので、読んでみました。
『大富豪アニキの教え』は一貫して「相手を自分ごとのように大切にする心」がテーマになっています。
人間関係の問題は、人生にとって最も重要な課題の一つ。
自分は、ちゃんと相手を自分ごとのように大切にしてきただろうか?
そんな風に、人間関係を見つめ直すきっかけにもなる一冊です!
「とにかく会え!100通のメールより、一度の面会」
など、文章にパワフルさがありますし、イケイケな雰囲気がとても楽しいです。
ちなみに、以前紹介した『夢を叶えるゾウ』という本と、内容がすごく似ています。
東京藝大美術学部 究極の思考 (増村岳史/著)★★★★★
「当たり前」とされてきた従来の考え方を見直すのに、うってつけの本
本書は、日本唯一の国立総合芸術大学である東京藝大について書かれています。
- 傾向がなく、対策できない超難問入試
- 偏差値40~70までの学生が幅広く在籍
- 一浪、二浪はあたりまえ。中には十浪も・・・
- 箔をつけるという理由で、あえて留年までする学生もいる
以上は、本書で語られる東京藝大とその学生の特徴の一部です。
とんでもなくないですか?????
そんな環境で大学生活をおくる学生は、多くの人が持つ「普通の思考」ではなく「アート思考」を身に着けています。
アート思考なんて何の役に立つの?
アート思考はロジックではなく、「多様性」や「自ら考える」力のこと。クリエイティブな思考が、ビジネスの現場で重要視されているんだって!
実は近年、若手のビジネスパーソンの間では、MFA(Master of Fine Arts=美術学修士)への注目が高まっているとのこと。
答えのない時代にアートを学ぶことで、新たな価値を生み出したいと考える人が増えているんですね。
藝大卒業生のエピソードも載っており、自分との考え方の違いがとても刺激になりました!
ハーバード、イェール、プリンストン大学に合格した娘は、どう育てられたか (薄井シンシア/著)★★★★★
主体性をもち、自分で生き抜く力を持つ子供を育てるためのヒントが書かれている本。
ラゴス、ニューヨーク、東京、ウィーン、バンコクで育った転勤族一家の娘(紗良)、そしてその母の17年間の育児エピソードがつづられています。
タイトルをみると、ハーバードのお受験対策本だと思われそうですが、そうではありません。
ハーバードに通用する人間=自力(自分で生き抜く力)を持った人へ育てるためにどのような教育法を取ってきたかが書かれています。
シンシアさんの考える自力とは、2つの意味を持ちます。
そして、自力を育てるために注意していたのが以下の3点
- 【一人の人間として尊重する】
「紗良はどう思う?」と子供の考えに耳を傾ける - 【子供を観察する】
我が子に会ったやり方を探す - 【子育ては手を替え品を替え】
本人がその気になるように仕向ける
1つのエピソードにつき1つ漫画が載っているため、忙しい人は漫画だけ読んでも楽しめると思います。
紗良ちゃんが幼少の頃から、高校生になるまで時系列で書かれているので、他人の子供ながら成長を見守る気持ちで読むことができました。
子育てに正解はないかもしれないけど、自分が親ならこういう教育をしてみたい!
そう思える一冊でした!
敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント(イルセ・サン/著)★★★★☆
HSP、および内向的な人について理解が進む本。
こちらの本はTwitterのフォロワーさんのおすすめで、AmazonのPrime Readingを使用して読みました!
本書の巻頭には、自分がHSPや内向的な人に該当するかどうかがわかるテストもついています。
関心が社会や他人などの外側の世界よりも、自分の内面や物事の真理などに向かいやすい人。
五感から入ってきた刺激や、思考など自分の内側の刺激に対する感受性が高い人。
そして診断の結果、nadesukiは著しく内向的な人間であるという事がわかりましたΣ(゚д゚lll)ガーン
とはいえ、不安に思うことはありません。
なぜなら、この本には内向的な人やHSPの人がどんな傾向にあるのか、どうやって生きづらさに対処していけばいいのかが書かれているからです。
自分自身が内向的な人やHSPでないので関係ない?
実はそうとも言い切れません。
HSPは5人に1人、内向的な人は3人に1人いるとされているので、家族や友人など、身近な人の中にいる可能性は非常に高いです。
本書を読み終わったあと、
内向的でも、無理して生きる必要はないんだ
そう言われているようで安心できました。
超ライティング大全(東香名子/著)★★★★☆
バズる記事を最短・最速で書けるようになるメソッドを解説してくれている本。
「バズること」に特化しているため、
Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSで効果を発揮する文章についても載っています。
文章作成に使えるフォーマットはもちろんのこと、巻末には「バズる単語集」がずらり!
今日はこの単語を使って文章を書いてみようかな♪
そんな使い方をしてみるのも面白いかもしれません!
面白いなと思ったのは、ライターのお仕事事情にも言及していた点です。
ウェブメディアで執筆したい人がやらなければならないことや、ライターのお給料までざっくばらんに記されているのが新鮮でした。
SNSで「いいね!」を増やしたい!
そう思っている人にオススメできる一冊です。
お金は寝かせて増やしなさい (水瀬ケンイチ/著)★★★★☆
インデックス投資の魅力について、わかりやすく書かれている一冊。
この本の著者は『梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー』という投資ブログを運営されているブロガーさんでもあります。
本書のインデックス投資とは「世界中に分散したインデックスファンドを積み立て投資して長期保有すること」。
その手法を15年以上にもわたり実践しており、巻末にはその年代ごとの実践記も掲載されています。
15年間の実践経験の中でいちばん力を使ったことが、投資したインデックスファンドを「売りたくなったときに我慢すること」だったそうです。
インデックス投資についての説明はもちろん、事前にしなければいけない家計状況の確認や、リスク許容度などについても語られているため、投資初心者が初めの一冊として読むのに適していると言えます。
この本を読んで実感したのは、金融の"プロ"がオススメする商品が必ずしも購入者にとって良い商品とは限らないという事です。
たとえば優良インデックスファンドは手数料が低いため、金融機関側の儲けが薄くオススメされづらいのです。
お金の世界って、知らないと怖いことたくさんありますね・・・。
ちなみにこの本の漫画版が、12月16日に発売されています!
漫画の方が内容が入ってきやすいと思うので、本を読むのが苦手な方はこちらもぜひ(`・ω・´)
1万円からはじめる勝ち組銘柄投資 (和島英樹/著)★★★★☆
日本株の中長期投資を提案する本。
おもに個別株の銘柄選びに関する内容でした。
- 勝ち組銘柄の条件
- 10年先まで保有し続けられる不滅のテーマ
などの大まかなくくりでの解説はもちろん、銘柄名もきちんと示されており、なぜこの銘柄が勝ち組なのか?という点もわかりやすく書かれています。
ちなみに、現状nadesukiは個別株はやっていません。
でも、株を買う人はこういう目線で銘柄選びをしているんだなという事がわかり興味深かったです。
お金の減らし方(森博嗣/著)★★★☆☆
お金の減らし方?増やし方の間違いじゃない?
そう思ってしまった方、安心してください。
nadesukiもまったく同じことを思いました(笑)
こちらの本もリベラルアーツ大学のYouTube動画で紹介されていて興味を持ちました。
こちらは、数あるリベラルアーツ大学のYoutube動画の中で、最も印象に残った動画です。
この本の著者は小説家である森博嗣さん。
彼の小説は以前読んだことがあり、代表作である『すべてがFになる』(SMシリーズ)にドはまりしたこともあります!
すごく独特の作風の方だなと思っていたら、案の定かなりの変わり者のようです。
奥様と結婚する際、「欲しいものはなんでも買えば良い、でも必要なものはできるだけ我慢すること」という約束をしたそうです。
ん?「必要なものは買っていいけど、欲しいのは我慢する」の間違いじゃなくて?
多くの人はそう考えると思う。でも、お金は「必要なものではなく、自分にとって価値のあるものを得るために使う」というのが、森博嗣さんの考え方なんだ
そのことがよくわかる文章が本作に載っていました。
お金の価値とは、自分がやりたいことを実現するための可能性なのだ。そう考えている人ならば、楽をして金を増やそうなどと考える暇もないだろう。楽しいことが目の前にありすぎて、お金を増やすことではなく、どんな順番で金を減らそうか、とばかり考えているはずだからだ。
引用:『お金の減らし方』より
お金を減らすことを考えられる人が、最もお金の力を使える人だという考え方が目から鱗でした!
やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学(ハイディ・グラント・ハルバーソン/著)★★★☆☆
目標を達成するための指針がわかる本。
こちらは100ページちょっとしかないため、1~2時間で読み終わりました!
本書の中で最も日常生活で活用できそうなメソッドが、「if-thenプランニング」です。
「16時になったら、勉強を始める」
などのように、事前に「いつ」「何を」やるかをはっきり決めておくという方法です。
ダイエットに関する実験によると、if-thenプランニングをした被験者の91%が運動を習慣化させることに成功。
普通に目標設定をした人の達成率が31%だったので、かなりの差がありますね。
この他にも、目標達成のためのポイントがいくつも載っていました。
目標を立てはするものの、いつも挫折してしまう
という人は一度読んでみると達成率を上げるための方法を知ることができますよ!
まとめ
◇11月に読んだ本一覧◇
★★★★★ 大富豪アニキの教え (丸尾孝俊/著)
★★★★★ 東京藝大美術学部 究極の思考 (増村岳史/著)
★★★★★ ハーバード、イェール、プリンストン大学に合格した娘は、どう育てられたか (薄井シンシア/著)
★★★★☆ 敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント(イルセ・サン/著)
★★★★☆ 超ライティング大全 (東香名子/著)
★★★★☆ お金は寝かせて増やしなさい (水瀬ケンイチ/著)
★★★★☆ 1万円からはじめる勝ち組銘柄投資 (和島英樹/著)
★★★☆☆ お金の減らし方 (森博嗣/著)
★★★☆☆ やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学 (ハイディ・グラント・ハルバーソン/著)
11月に読んだ本は9冊。
読書の秋という事で、いろんな種類の本が読めたなという印象です♪
来月も引き続き本の紹介は続けていこうと思うので、また読んでいただけると嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!!!