『新しい副業のかたち』(著:安田修)読後感想
目覚めると目が乾燥してぱりぱりしてます、nadesukiです(;^ω^)
本日は『新しい副業のかたち』(著:安田修)という本を読んだので、感想を書いていきたいと思います。
著者はどんな人?
北海道士別市出身で、元日本生命保険相互会社に勤めていたサラリーマン。会社で働いていた頃を「まるで奴隷のようだ」とつづられています。
自由で好奇心あふれる生き方がしたいと思い、副業禁止の企業に勤めながらも起業をされます。現在ではコミュニティ・プラットフォーム『信用の器 フラスコ』の代表を務められています。
どんな内容なの??
一言でいうならば、「サークルモデルを構築し、月10万円の副収入を得よう!」という内容です。
サークルモデルとは何ぞや?と思われる方がほとんどだと思いますので、説明します。
本書によれば、「サークルを立ち上げるくらいの覚悟と手間で安定して月10万を稼ぐための方法」です。
あれ、なんか胡散臭そう?(;^ω^)
いえいえ、やっていることは割と単純です。大学時代のサークル活動のようなもので、ある特定の分野のイベントを行うコミュニティを作り、会費を徴収することで利益を得ることです。
例えば、
・月に2回
・OLを対象とした簿記に関する勉強会
・場所は貸し会議室orカフェ
・会費3,000円/回
のようなコミュニティを作ります。
このコミュニティに参加する参加者から会費を徴収することで、それを収益とすることができます。
このコミュニティに10名参加者が来てくれたら
会費3,000円x10人=30,000円
この30,000円から経費を引いた残りが収益になります。
自分にスキルがあれば、教育型のコミュニティを作るのもいいですし、ゲームが好きであればゲームをするコミュニティを作るということもできます。
サークルモデルに必要な3要素
サークルモデルを作るにあたって必要な要素は3つあります。
・コンセプト
・イベント
・オンラインサロン
コンセプトについて
・そのコミュニティの目的は何か?
・誰が対象か?
・提供する価値は何か?
内容のところでお話しした例を参考にするとします。目的とは、何をするのか?つまり、簿記の勉強会のことです。
対象を誰にするのかですが、これはできる限り絞り込んだほうが良いとのことです。というのも、あまりにも範囲が広すぎると逆に人が来てくれなくなる可能性があります。
「女性で」「社会人で」「簿記知識なしの初心者」というターゲットに絞れば、それに該当する方の目を引くことができます。
提供する価値に関してですが、例えば
「簿記3級の資格を取れるように丁寧に指導する形」
なのか、
「現役の経理部職の方々が実務内容や知識の共有を優先する形」
なのかによって、参加者の質が変わります。
簿記の資格を得たいから入ったのに、いきなり実務的な内容を話すコミュニティに参加してしまったら、こんなはずじゃなかったと思ってしまいますよね(;^ω^)
このように、コンセプトを考えることによって、どのようなコミュニティを創ればいいのかの方向性が見えてくると思います。
イベントについて
・イベントの内容
・開催場所、日時、料金
・集客のやり方
イベントの内容や開催場所等の内容は主催者のコンセプトに沿って、考えることができると思います。
一番難しいのが集客です。SNSなどで宣伝を試みても、知らない人が主催するイベントに行くのはリスクが高いと思って参加してもらうことが難しいです。
本書がおすすめするのは、自分の知人の中でイベントに参加してくれそうな人をリストアップして連絡をしてみるという方法です。
知人に自分が主催するイベントを知られるのはやだなぁ(-_-;)
そう思う方、nadesukiもそう思いました!
実は知人を呼ぶ以外にも方法はあります。それが、他のイベントに参加して仲良くなった人を、自分が主催するイベントに招待するというやり方です。
その際は、自分が呼びたいと思っている人が参加しそうなイベントに参加することがポイントです。あまりにも強引に集客するのはさすがにNGですが(;^ω^)
もし気になるようなら主催者の方に一言相談しておくのが良いそうです。
オンラインサロンについて
オンラインサロンとは、「有料のコミュニティ」のことです。
オンラインという単語がついているため、ネット上の交流をイメージするかもしれませんが、そうとも限りません。リアルで飲み会のイベントを開いて会費を集めればそれもオンラインサロンです。
コミュニティを作り、軌道に乗ってきたら会費を定額課金へ移行します。定額課金してしまうと、今まで参加してくれていた人が離れて行ってしまうかもしれません。でも、その心配は無用です。
たとえば、定額課金に移行すれば、その都度支払う会費よりも安くなる設定にしてみましょう。
・都度払い 5,000円/回
・定額課金 3,000円/月
このようにすれば、参加者にとって定額課金にすることにメリットがあると思ってもらえます。自然、参加率の多い人であれば定額課金を選択してくれる可能性が高くなります。
大雑把にまとめてみましたが、以上のような方法で元手はほとんどかからずにコミュニティづくりをしていくことが可能です。
感想
nadesukiはサークルモデルという内容の副業はこの本を読んで知りました!そのため、初め読んだときにはかなり衝撃的でした( ゚Д゚)
学生時代のころから人づきあいが大の苦手だったnadesukiです。社会人になってから、友達を作ることって難しくなったなと気になっていました。
同じ趣味や志を持った人とコミュニティを持つことができれば、お互い切磋琢磨しあって高めあえるのかなと少しワクワクしました!
資産運用にしてもそうですが、一緒に勉強していける人がいるとより積極的に勉強しようと思えるものです。
著者の安田修さんは、「フラスコ」というコミュニティづくりを支援するビジネスをやられているので、どのようなオンラインサロンがあるのか覗いてみたいと思いました(^▽^)/
(とはいえ今は緊急事態宣言中というのもありますので、コロナが落ち着いてから参加を検討していきたいと思います(;^ω^))
フラスコに関する詳細は下記サイトから確認できます!↓
信用の器 フラスコ | 「学ぶ」「教える」「成功する」。誰もが「信用の器 フラスコ」を持ち、育てて、つながる10万人のコミュニティ・プラットフォーム
・今以上に人脈を広めていきたい人
・元手がかからずにできる副業を探している人
・起業をしたいけどその一歩が踏み出せない人
などは、読んでみると勉強になると思います!