『30年後に絶対後悔しない中古マンションの選び方』読後感想
緊急事態宣言のお話が出てきて
世の中はまた一段とピリピリしてきそうですね。
nadesukiです(;^ω^)
本日は『30年後に絶対後悔しない中古マンションの選び方』(著:秋津智幸)
という本を読み終わったので、その感想を書きたいと思います。
どんな内容の本なの?
主に、マイホームで中古マンションを買う方向けに書かれている本です。
・なぜ中古マンションがおすすめなのか?
・どのような中古マンションを買えばいいのか?
・リフォームついて
・住宅ローンの選び方
・契約時の注意点
などなど(*'▽')
マイホームを買うにあたっての大まかな流れを網羅しています。
さらに、2ページにつき1つの内容が書かれているため、時間がない人でもとりあえず2パージだけ読むことで完結できます
(そして2ページのうち1ページ分は図やイラストがほとんどなので、実質読む文章としては1ページ分のみです)。
目次を見て、知っている内容は飛ばして知らない内容だけ部分読みも可能です。
詳しい内容や具体的な手法については多くは載っていませんが
不動産購入にあたっての大まかな流れや基礎を学ぶのであれば
かなり良いのではないではないかというのが個人的な感想です!(^^)!
ヤドカリ投資をしてみたい方にもおすすめ!
不動産投資の手法の中に、「ヤドカリ投資」というものがあります。
不動産投資というと、収益用の不動産を購入するのが一般的ですが
ヤドカリ投資でターゲットとなるのはマイホーム用の不動産です。
マイホームを住宅ローンを使って購入
↓
3年以上住んだら売却して売却益を得る
↓
マイホームを住宅ローンを使って購入
↓
3年以上住んだら売却して売却益を得る
↓
上記をエンドレスに繰り返す
まるでヤドカリが家をお引越しするかのように、自宅を転々と購入、売却するのがこの投資法です。
この投資法のおおまかなメリットとしては
・金利の安い住宅ローンを使って物件購入ができる
・住宅ローンを使用すると、融資のハードルが低い
・家賃を節約できる
・自宅売却のため、(利益が3000万以下の場合)売却益に税金がかからない
という点です!
家賃収入が得られる方法ではありませんが、売却益を得ることで投資の頭金などを
増やしていくことが可能です
(物件によっては売却損が出てしまうこともあるので、事前に値上がりしそうな立地で割安な物件をいかに見つけられるかが肝です)。
当然、デメリットも存在します。
・住宅ローンで購入した物件は経費計上できない
・短期間で売却すると、売却益に課税されるため投資効率が悪い
・住宅ローンを使って買った物件は、正当な理由がない限り売却が難しい
マイホームを売った時には
「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」
を使えば、売却益が3000万以内であれば課税がされません。
ただ、これにはいくつか条件があり、その中には下記条件も含まれます。
売った年、その前年及び前々年にマイホームの買換えやマイホームの交換の特例の適用を受けていないこと。
売却益を非課税にするためには、マイホーム売却から3年以上経過していないと
ダメですよということなんです(;^ω^)
そのため、物件を次々増やすということが難しいんですね(;^ω^)
以上、ヤドカリ投資法の大まかな説明になりますが、こちらにチャレンジしたい方にもおすすめの一冊です。
マイホームを探している人がどのような観点からマイホームを探すのか
間接的に知ることができるからです。
まとめ
収益用不動産について書かれている本ではないため、投資用物件を狙っている人は
読まなくても問題ないのかなと思います。
今後マイホーム購入やヤドカリ投資を検討している方は参考までに読んでみると
新たな発見があるかもしれませんね(*´▽`*)